・日蓮宗約5000ヶ寺の総本山。正式には身延山 妙法華院 久遠寺(みのぶさん みょうほっけいん くおんじ)と言います。3度の幕府への諫言を受け入れられなかった日蓮大聖人は、文永11年(1274)5月17日、領主 波木井実長公の招きにより身延山に入られました。後に住まわれた草庵を廃し、弘安4年(1281)11月24日に十間四面の堂宇を建立し、自ら身延山 妙法華院 久遠寺と名付けられました。
・「法華経、お題目を信仰する皆さんは、わたくし日蓮の魂が未来永遠に宿る身延山をもととしてお参りして下さい。」という御遺言のもと、身延山には日蓮宗の信徒はもちろんの事、法華経、お題目を信仰する皆様が全国よりお参りに来られます。
拝 観 料 | 無 料 | |
窓口受付時間 | 4月〜9月 10月〜3月 | 午前5時〜午後5時 午前5時30分〜午後5時 |
朝のお勤め | 4月〜9月 10月〜3月 | 午前5時30分 午前6時 |
昼のお勤め | 午後12時 | |
夕方のお勤め | 午後3時 |
写真でめぐる身延山
総 門 身延山の入り口に建つ門。門に掲げられた「開会関」の額は、全ての人々が法華経のもとに救われる、仏様の世界への入り口の門という意味です。 | 三 門 身延山の正門。菩提梯の前に建つ門です。間口23m、奥行9m、高さ21mの総けやき造りの門は、関東三大門のひとつに挙げられます。山門ではなく三門なのは、仏教の教えの「空」、「無相」、「無願」の三解脱からきています。 |
菩 提 梯 (ぼだいてい) | 大 本 堂 |
祖 師 堂 | 御 真 骨 堂 |
五 重 塔 | 仏 殿 納 牌 堂 |
御 廟 所 | 報 恩 閣 |
御 草 庵 跡 | 奥之院 思親閣 (おくのいん ししんかく) |
七面山 敬慎院 (しちめんさん けいしんいん) | 千 本 杉 |
宿坊は仏教寺院などで、おもに修行中の僧侶が寝泊りをする建物でありました。
本来は僧侶のみが宿泊する施設でしたが、平安時代の寺社参詣の普及により、貴族や武士、更には一般の参詣者も宿泊させるようになりました。
現在ではお寺の団体参拝はもちろんの事、個人、日蓮宗の信徒ではないお客様もお泊り頂けます。
お寺に泊まるの?と疑問に思う方もおられると存じますが、ホテル、旅館とはまた違う趣がございます。
お泊りの際は、早起きをして、ぜひ日蓮宗総本山 久遠寺の朝勤(ちょうごん=朝のお経)にお出かけ下さい。
身延山の霊気と久遠寺の荘厳な空気に身も心も癒されます。
また、当坊秘伝の御祈祷を用いた、ご祈願、ご相談、ご供養も随時受け付けておりますので、お若い方もお気軽にお申し付け下さい。
なお、当坊には福島県の会津磐梯山の噴火を鎮める為にその当時、麓に安置されたと伝えられるお佛舎利(お釈迦さまのご遺骨)も奉安されております。このお佛舎利は身延山 奥の院 思親閣のお釈迦さまの胎内と神奈川県の宗教法人思親会に当坊より分祀されています。こちらのお開帳(お佛舎利を特別に拝んで頂く為のお経)も随時受け付けておりますので、お問い合わせ下さい。
ご希望により、写経体験や日蓮宗独自の唱題行(しょうだいぎょう・瞑想を組み込んだ、お題目を専門にお唱えする修行法)も体験できます。
いのちにシャワーのお参りに、ぜひ身延山へお越し下さい。心より、お待ち申し上げます。
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