宿坊は仏教寺院などで、おもに修行中の僧侶が寝泊りをする建物でありました。
本来は僧侶のみが宿泊する施設でしたが、平安時代の寺社参詣の普及により、貴族や武士、更には一般の参詣者も宿泊させるようになりました。
現在ではお寺の団体参拝はもちろんの事、個人、日蓮宗の信徒ではないお客様もお泊り頂けます。
お寺に泊まるの?と疑問に思う方もおられると存じますが、ホテル、旅館とはまた違う趣がございます。
お泊りの際は、早起きをして、ぜひ日蓮宗総本山 久遠寺の朝勤(ちょうごん=朝のお経)にお出かけ下さい。
身延山の霊気と久遠寺の荘厳な空気に身も心も癒されます。
また、当坊秘伝の御祈祷を用いた、ご祈願、ご相談、ご供養も随時受け付けておりますので、お若い方もお気軽にお申し付け下さい。
なお、当坊には福島県の会津磐梯山の噴火を鎮める為にその当時、麓に安置されたと伝えられるお佛舎利(お釈迦さまのご遺骨)も奉安されております。このお佛舎利は身延山 奥の院 思親閣のお釈迦さまの胎内と神奈川県の宗教法人思親会に当坊より分祀されています。こちらのお開帳(お佛舎利を特別に拝んで頂く為のお経)も随時受け付けておりますので、お問い合わせ下さい。
ご希望により、写経体験や日蓮宗独自の唱題行(しょうだいぎょう・瞑想を組み込んだ、お題目を専門にお唱えする修行法)も体験できます。
いのちにシャワーのお参りに、ぜひ身延山へお越し下さい。心より、お待ち申し上げます。
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